つぶやき, 体について

リンパドレナージュからみるダイエットを考える

「リンパドレナージュ(リンパマッサージ)って痩せますか?」
「リンパドレナージュって痛いですよね?」
「リンパドレナージュであざができたことがあって。。。」

ご質問や体験をカウンセリングの時に、こんなことを耳にすることあります。
ので、今日はそのことについて書いてみますね。

その1・リンパドレナージュで痩せるのか?
16世紀後半にリンパの仕組みが発見され、その後リンパ液の排出に着目し、リンパ浮腫や鼻炎、静脈疾患の改善したことから医学的手法が確立されました。
ヨーロッパでは、医療行為の一環として活用されています。
と・いうことですが、なぜか日本では「リンパドレナージュ=痩せる」になっている気が。。。((・・?)大袈裟すぎません?
確かに、リンパドレナージュは、免疫力向上・老廃物の排出・体質改善などがありますが、老廃物が流れたとしても「リンパドレナージュ=痩せる」方程式は
なんぼ何でも強引かと( ;∀;)
人間の体内は60%は水分と言われ、利尿によって流れてもダイエットに結びつけるのはちょっと強引かな。
細胞も活性化されて代謝も上がるので【痩せやすいカラダ】作りには繋がるのですが、あくまでもダイエットは食事療法なので。。。
ただ、リンパの流れを良くすることは、健やかなカラダ作りに欠かせないです。
ダイエットするにも健康的に痩せることが大切ですもんねえ。(この歳になるといろいろ思うところありってことで(‘ω’))

その2・リンパドレナージュって痛いの?あざになるの?
なぜ!!!???
なぜ痛い!!!???
なぜあざ!!!???
とちんぷんかんぷんになりましたが、「あざ」はリンパや毛細血管、静脈上に余計な力が加わったためかと思われます。
物にぶつかって気づいたらあざになった時も、痛いですもんね。
しかし。本来は、リンパドレナージュは優しく流すもの。
細かい網の目状のリンパを流すのに、痛みやあざはどこにも必要ないんですよね。
じゃあなぜこんなにも、「リンパドレナージュ=痛い」になったのか。
ここ20年くらいでリンパドレナージュが日本に浸透し始めたのに比べて、かーさんおかたをたたきましょ~♪って歌もあるように、叩くはもちろん、
揉む、押すマッサージって日本人に馴染み深いマッサージで強揉みが正義!!とされているのかなあと。
あと、日本人の我慢強さも起因しているのでは?痛いのを我慢すれば痩せられると思っていたり、単純にセラピストから痛いですよ、と伝えられてたり。。
(脂肪はつぶれませんよ。脂肪は燃焼するものですよ。)

いずれにせよ、リンパを流すことはとっても大切ですし、マッサージを受ける以上リラックスしたいですよね(*´з`)


ダイエットと出産は誰も代わってくれない。。。と思う(‘ω’)

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