こんにちは。
春の陽気ですね🌸
三寒四温で少しずつ春がやってきますね。
昨日は骨盤のしくみについてでした。
今日は、妊娠中の骨盤とカラダの変化についてです。
どうして妊娠中は骨盤が痛くなるの?
関節も痛かった、など不思議に感じてた方、現在妊娠中の方もそうでない方もぜひお読みくださいね^_^
◇妊娠中の骨盤
妊娠4~5週からリラキシンというホルモンが分泌します。
リラキシンの分泌が始まると、仙腸関節や恥骨結合を覆っている靭帯や筋肉が緩む作用があり、出産時に赤ちゃんが出てきやすいように骨盤が広がるのを助けてくれます。
骨盤のズレは妊娠中から始まってるんですね。
そして、恥骨結合が広がるので、脚は外股の状態になります。
骨盤底筋群という骨盤を支えている筋肉も緩むので、尿漏れになったり、お腹が大きくなることで外股になり、内ももの筋肉が弱くなります。
ちょっと余談👂
妊娠は「ホルモンの変化と重心の移動」だと、マタニティマッサージを習ううえで教わりました。
まあ、それは後に自分でも体験し、ああ、このことだったのね~と諸々実感したのでした(笑)
妊娠中、ホルモンの影響を受けまくっているのがここまでで何となくお分かりいただけたかと思います。
では。骨盤だけが変化しているかというとそうではなく、リラキシンの筋肉や靭帯を緩める作用の影響で他にも変化が出てきます。
◇背骨
妊娠が分かると、たとえお腹が出ていなくても、無意識のうちにお母さんはお腹の赤ちゃんを守ろうとするので、妊娠前の姿勢が崩れ始めてきています。
なので、妊娠後期になるとリラキシンの影響で背骨も緩んできます。
元々、少しだけ背骨は反っているのですが、子宮が大きくなりそれを支えるために反りが大きくなり、重心が後ろへ移動するのです。
これが重心の移動ですね。
重心が移動するとどうなるのかというと、腰痛、肩こり、むくみなどなど不調が出てくるのですが、妊娠期は通常とは違うカラダ。
諸々の不調が出てくるのも理由を知ると納得ですよね( ;∀;)
そして、いよいよ出産です👶
妊娠時からお母さんのカラダは赤ちゃんが出てきやすいように出産に向けて準備をしてます。
なんだかすごいですよね~。
改めて、文章にしてみていますがホントに一大事業ですよね☺
次回は、出産と産後の骨盤についてです♪