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むくみの味方!?着圧ソックス

突然ですが、
サロンへいらっしゃるお客様のお悩みの順位をカルテをもとにとってみましたよ。
⓵むくみ
⓶肩こり
⓷痩せにくくなった

 

この上位3つは僅差でした(‘ω’)
どれも血流やリンパの流れが滞ってることも関連しているので納得の順位です。

 

今日は、1位のむくみについて。
むくみ女子の味方・着圧ソックス。
立ち仕事やデスクワーク、むくみやすい方は1足は持っているのではないでしょうか。
私も、かつて立ち仕事だったのでお世話になってました。

 

ただ、この着圧ソックス。
今よりもむくみがひどくなるリスクがあります。

 

着圧ソックスの仕組み

着圧ソックスを履くことで、脚の内側に圧を加えて、いったん、血液やリンパの流れを止めます。
そして、着圧ソックスを脱いだ時に、せき止めていた血流やリンパのが一気に流れます。
だから、脱いだ時に、あースッキリした!気持ち良かった!となります。

 

ホースから出る水を思い浮かべてください。
そのホースを、指や足で押して水を止めてみましょう。
そうすると、どうなるか。
蛇口から出てくる水は、ホースの先で止められてるので、行き場のない水はホース内でパンパンになります。
そして、押さえてた指や足を離してみると、水が一気に勢いよくドバーっと出てくるのが想像できますよね。

これが着圧ソックスの仕組みです。
「ホース=血管、リンパ管」「水=血液、リンパ液」です。
一時的に圧をかけることで、血液やリンパの流れを止めて、脱いだ時に血管やリンパ管が拡張して一気に流れ出る仕組みになっているんです。

そもそも、むくみはどうしておこるのかというと。
同じ姿勢が続く、ストレス、運動不足、塩分過多などで血液やリンパの流れが悪くなり、体内に溜まった老廃物が体外に排出できなくなるからむくみます。

 

やっぱり着圧ソックスはむくみに効果があるのでは?

ホースの仕組みを考えると、血液もリンパも流れるし、効果も出るんだからいいんじゃない?
と、なりますよね。
でも、それを日常的に行うとホースはどうなると思いますか?
ホースは、外からの圧力に耐えられなくなり、ボロボロに。
そして、やがて使えなくなります。

血管も筋肉も一緒です。
日常的に長期にわたり、着圧ソックスを履き続ければ、筋肉や血管の弾力も失い、やがてボロボロになるリスクがあります。
ホースは、お店に行けば買い替えればいいのですが、足は替えがききません。

筋肉や血管の弾力がなくなると、むくみを引き起こし、循環不良が起こり、肩こりや腰痛などにも影響を及ぼします。

ここで、誤解しないでいただきたいのですが、私は決してアンチ着圧ソックス派ではありません。
例えば、長時間飛行機に乗っていた、立っている時間が長かった等、一時的に使う分には問題ありません。
「日常的に」「長時間」履いていることが将来的にリスクをともなうかもしれないことを知っていて欲しいと思います。
足痩せ、むくみが簡単に取れる、から一晩中履いておこうなど安易に頼るのはリスクがありますよ。

 

自分の力で根本的な改善をすることが大切です。(リンパや血液の流れを良くしましょう!)
そして、着圧ソックスを履くときは、使用時間や頻度を考えて使いましょう。
あくまでも、一時的に助けてくれるもの、です☺

 

なんでもそうですが、体を締め付けると循環が悪くなります。
スキニーなパンツは今や定番化してますし、かわいいですが毎日履くのも考え物ですよ。

自分の体を守れるのは自分だけ。
しっかりケアしてあげて、年を重ねても自分の健康な足で歩けるようにしていきましょうね^_^

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